予防接種した産業貿易センタービルの目の前は、山下公園。
観光客のフリをして、公園を散歩しながら、
ホテルニューグランドへ。
階段を上がり、歴史的建築を拝見してホテルを出る。
山下町の
明治屋の横を通ると、目の前は
横浜中華街、朝陽門(東)。
目的地まで、南門シルクロード→関帝廟通り→中山路と迷わず進む。

こちらが「
杜記別館」。有名店。
引き戸を開けて入ると、カウンターに案内される。
自分「老北京炸醤麺できますか?」
料理人「30分かかります」
自分『待てなくはないが、ランチにしろってことか?メニューを見よう』

自分『冷麺も気になるが、せめてまぜ麺にしたい』
自分「じゃあ、8(はち)で」(四川燃麺+山東水餃(4個)、680円)
店員「ba1 hao4 yi2 ge」
しばらくして、水餃用のタレが出てきた。次の瞬間、驚愕の出来事が。
店員が、真横から、さも当たり前のように中国語で話しかけてきた。
店員「・・・・Zhongguo・・・・?」
自分『え、何で?いきなり中国語?Zhongguoって聞こえたけど、他がわからん』
『「中国のどこ出身か?」みたいな質問だろうか?』
咄嗟に出たのは「不是、我是日本人」
店員は何か納得したらしく、奥に引っ込んでいった。
中華料理店に入ると、他の日本人客と扱いが違うことは以前から微妙に感じていた。
中国人が嫌いな風貌かと思っていたが、Chineseや中国人と思われていたということか。
でも、日本で突然中国語で話しかけられたのは初めて。日本人としての自信を無くした瞬間だった。

動揺覚めやらぬ中、水餃と豆腐の入ったスープが来た。
水餃はやはり美味。うまけりゃいいや。スープもいただきながら、まぜ麺を待つ。

麺が黄色い。かん水入りの日本人向け麺ってことか。
それなら、老北京炸醤麺の準備に30分かかるのも無理ない。
しかし、具の赤味が明らかに強いのですけど~。
メニューに唐辛子マークがついていたのは気づいたが、専門店というのを忘れていた。
感覚が麻痺するほどに辛い。「辣」がリアルに強い。しかし、うまいのはうまい。
何とか格闘し、器の底が見えたが、辣辣な具が残っている。
そこで、最初の豆腐入りのスープを少し流し込んでみた。
私としてはこれが正解。辣が弱まったのもあるが、スープとブレンドしてもおいしかった。
ただし、翌日、トイレで痛いリターンマッチがあったことは記さねばなるまい。
次こそは、老北京炸醤麺を食べねば。
杜記別館
横浜市中区山下町146
045-663-1696
11:30~15:00、17:00~22:00(L.O.21:30)
[
食べログ]
PR